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[合成ダイヤモンド]に対するAGLの対応について
2016-11-07
 
「合成ダイヤモンドに対するAGLの対応について」
 
天然ダイヤモンドは、地球の深部で何億年という歳月をかけて育まれた奇跡の結晶です。
その美しさと希少性から宝石の王様といわれています。いっぽう、人工的に研究室や工場で作られたダイヤモンドは合成ダイヤモンドと呼ばれており、その硬さや熱伝導性などの優れた性質ゆえに工業的に広く利用されています。
近年、工業的に利用されてきた合成ダイヤモンドの需給バランスに変動が生じ、一部が宝飾用に向けられ、天然ダイヤモンドのジュエリーに混入するという事例が散見されるようになりました。
天然ダイヤモンドと合成ダイヤモンドは物質としては同じであり、その物理的・化学的性質に違いはありません。しかし、その生い立ちは大きく異なっており、それを手がかりに両者を識別することが可能となっています。
AGL会員機関では、合成ダイヤモンドに関する最新の情報と知識を共有し、鑑別に必要な分析機器または疑わしい素材を粗選別できる器材を全社が保有しております。
その上で、ダイヤモンドの4Cをグレーディングする際にはすべて「天然」であることを確認しております。また、ジュエリーにセットされた小粒ダイヤモンドについても適切な情報開示を行っております(https://www.agl.jp/publics/index/12/)。
 
一般社団法人 宝石鑑別団体協議会 2016/11/07
 
一般社団法人
宝石鑑別団体協議会
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