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放射能を帯びた宝石についてのコメント

2011年12月12日
  天然に産する鉱物の中には、放射性元素を含むため、放射能を帯びるものや自然界で放射線を浴びているものがあります。放射性元素を含んではいるが、ジルコンのように僅かしか放射能をもたない石などは普段身に着けていても身体に影響が無いため、ジュエリーとして昔から用いられています。また、その宝石が有する美しい色も自然界の放射線の影響によって生まれていることがあり、アメシストやクンツァイトなどがその良い例です。
  しかし、ある種の宝石では人為的に放射線を照射し、宝石が本来有する色を変えているものがあり、通常、これらは“処理石”として宝石取引の間では明確な情報開示が必要とされます。放射線による処理を受けた宝石自体が放射化し、それが宝飾市場に流通することは通常あり得ませんが、極めて希なケースとして、放射性化合物を用いて処理されたグリーン・ダイヤモンドや放射線照射されたクリソベリル・キャッツアイに基準値を超える放射能を含んでいた例もあります。また、ごく微量の放射能しかもたない宝石でも注意が必要なケースがあります。わずかに放射能を帯びる程度の宝石1ピースでも、ネックレスとして多数個セットされている場合、全体として基準値を超える場合があります。
  我が国における放射線被ばくの規制は、国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告に基づいて制定され、公衆の被ばくは、自然放射線、医療による放射線を除き年間1ミリシーベルトを超えないように線量限度が決められています。これらの限度を超えれば、健康被害が現れるというような安全と危険の境界を示すものではありませんが、物質が帯びている放射能をチェックする場合の一つの基準値になります。

  一般社団法人宝石鑑別団体協議会に所属する鑑別各社では、放射性鉱物や人為的な放射線処理を受けている可能性のある宝石については、ガイガーカウンターにて安全性の確認をし、基準値を超える残留放射能が検出されたものには、ルールにより報告書を発行しません。なお、1991年4月には全会員がガイガーカウンターを標準装備し、上記のルールを遵守しております。


ルールの一部改定に関するお知らせ!

  平成16年9月から運用されております「宝石もしくは装飾用に供される物質の 定義および命名法に関する規定(以下、規定集と称します。)」から、開示コメント「現時点ではカット・研磨以外に人的手段が施されていないとされる宝石です」を、全面的に削除することと致します。

  最近では、現行規約で当該コメントを割り当てられていた宝石にも、透明材の 含浸などが頻繁に見受けられており、その中には顕微鏡での検査では看破が 困難なものも存在します。また、現実的に多くの宝石には処理と呼ぶほどでは ないが、些細な人為的な加工が施されているものが多くなっております。
  このような事実が存在するにも関わらず「現時点ではカット・研磨以外に人的 手段が施されていないとされる宝石です」を記載することは、一般消費者の商品選択や購入に際して優良誤認を与えることにも繋がるため、当該コメントを規定集から削除することを決定し、平成23年5月1日 より実施致します。


2010年6月21日
一般社団法人宝石鑑別団体協議会(AGL)の
カラーグレード検証作業の結果報告

この検証作業は、2007年2月〜2008年10月末までに全国宝石学協会が 発行したカラーグレードについて行いました。 詳細→検証結果告知.pdfの取得
一般社団法人 宝石鑑別団体協議会 会長 土居芳子
  AGLは これにて検証作業を終了致しますが、今後も一般消費者からの再グレーディング 依頼は 無償で行うことを期限を設けずに継続致します。
  今回の問題を一会員の不祥事として捉えるのではなく、AGLの会員は消費者の皆様からの 信頼を得るべくコンプライアンスを自覚してまいります。グレード調整作業をより頻繁に 実行し、AGLのグレーディング結果に疑念を抱かれるようなことのないよう 真摯に対応 してまいります。
尚、検証結果に関しての記者会見等は行わず、この告知をもって発表にかえさせていただき ますので、宜しくお願い申し上げます。



消費者の皆様へお知らせ致します!
平成22年5月24日
2007年2月〜2008年10月に全国宝石学協会がダイヤモンドのカラーを恣意的に操作した疑惑が 新聞によって報道されました。 AGLによる事実の検証は これからですが、ダイヤモンド・グレーディング(鑑定)に 対する信頼を揺るがし業界内外特に消費者の皆様へ不安を与えた責任を認識した 全国宝石学協会は平成22年5月21日をもってAGLを自主退会致しました。 AGL会員は、消費者のお手元にあるダイヤモンドが上記に該当する場合、検査料金を 頂戴せず無償で 無償でカラーグレード再検査(D〜Jカラー)を実施することを決定致しました。 再検査の期限も設けません。

★ 宝飾業界関係社は 社)日本ジュエリー協会へお問い合わせを お願い致します。

再鑑定依頼の方法・手順
再グレーディング依頼書.pdfの取得
一般社団法人 宝石鑑別団体協議会

退会のお知らせ
全国宝石学協会は平成22年5月21日をもって
自主退会(除名相当)致しました。
2008年9月末日にて/北海道宝石研究所
2009年2月末日にて/ワールドジェムラボラトリー
2009年7月中旬にて/宝石 インフォメーション センター

除名のお知らせ
2010年3月29日をもって日本宝石科学協会を 除名いたしました。

『花珠』表記に関するAGLの見解
平成21年9月
    日本真珠小売店協会は、このほど会員各社に対して『花珠』の表記に関する注意喚起と題した文書を送付しました。この件が一部業界紙に取り上げられ、業界の注目するところとなりました。

一般社団法人 宝石鑑別団体協議会(通称AGL)は消費者保護の観点から、このたびの日本真珠小売店協会の声明を支持致します。 しかし、本文中に「鑑別機関が花珠鑑別を行っている・・・」という文章がありますが、AGL会員鑑別機関では『花珠』なる用語は一切鑑別書上で使用しておりません。「花珠鑑別」を行っているのはAGLに加盟していない鑑別機関であることをここに補足致します。
AGLでは、
@ 本来、『花珠』なる用語は本来真珠業界においてはアコヤ真珠の浜揚げ珠のうち最も品質の優れたものに対する用語であり、加工品を対象にしていなかった事。
A 『花珠』の明確な定義はなく、業界全体のコンセンサスが得られた判断基準がない事。
B 『花珠』という用語自身が消費者にとって高品質を連想させる懸念がある事。

等の問題点があるため、「花珠鑑別」は行っておりません。

平成21年一般社団法人 宝石鑑別団体協議会

レッド サファイア について

最近、インターネット上で 赤色系コランダムはレッド サファイアなる呼称を 用いて販売している店舗を見かけるように・・・
鉛ガラス含浸処理コランダムの開示法を改定致します!
天然コランダム鑑別表記一部変更について
会長挨拶
Be拡散処理ブルーサファイアについてのご注意
WhatsNew
☆2007/07/01 平成19年7月活動報告
☆GIA新カットグレーディングシステム説明会資料(PDFファイル)
AGLカット基準レポート〆切間近です。(PDF)
AGLカット基準レポート〆切のお知らせ
Be拡散処理ブルーサファイアについてのご注意
ブラックダイヤモンドのコメント変更!
アンデシン/ラブラドーライトの処理について!(PDFファイル)
宝石鑑別団体協議会は、全国の宝石鑑定、鑑別機関の団体です。
健全な業界の発展と、消費者保護を目的としています。
消費者110番:
宝石鑑別団体協議会は、鑑定・鑑別に関する諸問題、消費者から寄せられた相談、苦情に適切な アドバイスを実施しております。お問い合わせください。(月〜金/13〜16時)

業者110番:
宝石鑑別団体協議会は、鑑定・鑑別に関する諸問題の解決の場として、宝飾業界に広く 門戸を開いております。協議会に対するご意見、ご相談をお寄せください。(月〜金/13〜16時)
協議会は、広く門戸を開放しております。
入会ご希望の機関は入会手続き、詳細を事務局までお問い合わせください。

mail: info@agl.jp